本校職員による出前授業 甲子中学校編
6月21日(水)釜石市立甲子中学校にて、3年生を対象に「なぎなた」と「簿記」の出前授業を行いました。
「なぎなた」では、裸足になって基本動作の振り上げ面などを体験しました。中学生は当初どんなことをやるのか半信半疑だったようですが、本校職員の動きを見るなり「かっこいぃ~!」と声を上げながら、50分間集中して取り組みました。
「簿記」では、すごろくの原理を取り入れてリンゴの仕入れや販売について記帳しました。グループでサイコロを振り、出た目の数のマスに進み、仕入れや売り上げを繰り返してどのくらいの現金が手元に残るか、体験しました。
参加した生徒の感想(抜粋)
「なぎなた」
〇初めての体験でしたが、先生の教え方が分かりやすくてとても楽しくできました。これから面接に向けて、目を合わせるなど大切なことを学んだと思ったので、活かしていきたいです。
〇なぎなたを通して、礼儀が大切だということを知りました。戦う相手がいるのは当たり前ではないということを改めて知り、より相手を大切に思う気持ちを忘れてはいけないと思いました。
〇なぎなたの作法や礼儀を学んで、すごく興味を持ちました。皆で声を出したり、同じ動きをして楽しく取り組み学ぶことができました。
〇女子がやる武道だと思っていましたが、男子でも強い人がいて細かい礼儀も教わり、とても楽しい1時間でした。
〇なぎなたの自然体の形や左座右起について知ることができました。
「簿記」
〇サイコロを振る前に、自分で仕入れをするべきか売るべきかを考えながらできてとても楽しかった。商売は、売ったり買ったりだけではないことがわかった。
〇仕入れるタイミングや売り上げのタイミングによって、お金の変動がとてもすごくて頭を使うけどとても楽しかった。
〇お金を増やすためには、売り上げだけでなく、しっかり仕入れてお客さんに提供していることが分かった。すごろくでお金の使い方を考えながらできたので楽しかったです。
〇簿記の書き方や経営の仕方が最初は難しかったけど、慣れたらとても楽しかったので、お小遣い帳を家でもやってみたいなと思いました。
〇スーパーの人たちはたくさんの苦労をしていろんなものを売っているんだと、びっくりした。楽しく簿記について学ぶことができて興味がわいた。